WORDs from North Dakota

2012年1月26日木曜日

600年の時空を超えて

先日のBLOGで狂言和泉流の方がうちの学校に見えてると書きました。
今週は三宅藤九郎先生に加えて、お母様と弟君がみえております。そして昨日、ご姉弟のお二人で狂言の着付けを披露された後、ひとつ演じられました。
初めて観た狂言。意外やイガイ、楽しめた。昔は教育テレビでやってるのを父親の傍ら観たことがあったくらいで、当時は何言ってるかすらわからんかったけど、意外とわかるもんだね。わかると面白いもんだね。
演目の後、狂言についてのプチ講座をされた中で、”狂言には多くの細かくルールがあり、そのルールは600年もの間変わることなく守られてきた”と弟君が申されました。伝統と呼ぶにふさわしい、守らなければならないものを守っている狂言の世界に関心。そ同時に、600年という言葉に僕の心が揺れ動く。
600年前の日本、南北朝時代を経て時は室町時代。足利家、足利義満、熊野神社、観阿弥、世阿弥、能楽、服部家、楠正成、伊賀、小波田、竹原家。いかにも、小生のルーツがそこにあるのだ。600年間変わることのなかった狂言(猿楽)のルーツも時、そして場所を同じくする。歴史の本編ではないが、自分のルーツを他人に語られたことに感動した!多くは弟君に感動しているらしかったが、僕の興味は・・・異次元です。

っつーことで、帰り間際に感動と感謝をぜひ伝えたいと思い、お母様に挨拶をした。会話の流れで自分の出生の話もさせていただいたところ、お母様もいたく感動されていた。とりわけ600年の時(室町→現代)と空間(日本は伊賀→アメリカはノースダコタ)を超えてこうして自分のルーツを守る方々にお会いできたことに僕自身は興奮しまくり!また僕の話(服部家、永富家、竹原家→岡松家)を小さなメモに事細かに記述されていたお母様を拝見し、ことの大きさ重みを改めて感じた。

で・・・住所と携帯番号を交換した僕・・・この意味が少しわかりません。是非連絡くれとは言われたが、社交辞令?でも、電話番号はくれないよね・・・。ってことは厚かましくも・・・・・お邪魔する?こういう時の対応はどうなの、ビジネス的には。

この大事件を父親に伝えたく昼間に電話したが、仕事中なのかつながらず。そして翌朝(日本時間では夜)、スカイプをした。父親は酔っ払ってた・・・。

1 件のコメント:

  • 2012年1月26日 16:24 に投稿, Blogger CHOMPOO さんは書きました...

    タイでは起こりえない出来事かもしれん…来るとしたら落語家とか吉本くらいやし。

     

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