WORDs from North Dakota

2012年1月22日日曜日

警官による発砲の正当性

警官が車によって逃走を図った犯人に発砲。死亡させた”事件”で正当性を主張したようです。

車を凶器として扱っていたと思われる犯人に対して、車の側面の至近距離から発砲。殺意の有無と正当性が焦点らしいが、なんとなく違和感がある”事件。”
発砲の目的は何か?逃走を図る犯人の逃走防止の為か?それとも、犯人が自ら、あるいは他の警官や市民に危害を加えることを防止するためか?
車に乗った犯人であれば、逃走を防止するために(前方から)ラジエーターに発砲してエンジンを止める。側面からであれば、タイヤをパンクさせて走行困難に陥れることが考えられる。また低速走行時にタイヤをパンクさせるような”トゲトゲ”な器具とかなかったのかな?また前後方向からの発砲ではなく、側面からの発砲により、正確に腕を撃つことは困難と思える。まずはターゲットの小ささ(細さ)に加え、腕周囲には肩、胴体、そして頭部があるんだもの。また側面から見た人間の体は前後方向と比較して断面積が小さくなる。つまりターゲットが小さくなるわけだし。明らかに無理な発砲だ。ということで、(スピードはわからんけど)横方向に動いている車両内の人間に向かって発砲することの正当性はかなり低い。(犯人が飛び道具を持っていないという前提です)

今でも、日本の警官の発砲に関する基準の高さ/意味不明さには疑問を感じるが、この発砲には正当性がないように思われる。判決はどうなるかな。

2 件のコメント:

  • 2012年1月23日 0:27 に投稿, Blogger Chompoo さんは書きました...

    犯人の行動にビビりまくった平和ボケ+大した腕もない日本の警察官は、警察官として威厳を示すためにとりあえず闇雲に撃ってみた。というところでしょうか。

     
  • 2012年1月23日 9:58 に投稿, Blogger おかまっちゃん さんは書きました...

    犯人の行動にビビりまくった平和ボケ+大した腕もない日本の警察官は、「アブナイ刑事」の観過ぎで撃ってみたん。というところかもしれないね。

     

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