初めてロデオっつーもんに行ってきた。
タブン日本でロデオっつったら、暴れ牛にまたがって振り落とされないようにするってのが一般的かもね。だってロデオマシーンとかいうのがバラエティ番組であるやん?
やけど、ロデオってそれだけじゃないんやね。
やっぱカウボーイ(カウガール)がいっぱいおった。全員Wranglerのジーンズと思われる。そしてカウボーイシャツをジーンズにタックインッ(tuck-in)。馬にまたがる姿勢もかっこいいなぁ。女性がかっこいい!馬にまたがってカウボーイハットをかぶってる女性は美人度が2割どころか8割増しですわ。
観客もやっぱカウボーイ・カウガールがいっぱいおったよ。こんなの日本人が観光で行く街じゃみれないな(ラスベガスを除いて)。
で、やっぱり審判は白黒の縦じま模様をきてました。アメリカっぽーい。
もうこれだけでロデオ気分満点!
さぁ、ロデオです!
暴れ馬です!
暴れ馬に8秒間跨ってなアカンらしいのやけど、手の位置とか姿勢とかで"得点"が変わるらしい。採点方法はわからんチンだけど、とりあえず馬が暴れる暴れる。前後上下に暴れる暴れる。
なんかお腹の辺りを縛り付けるのんが巻いてあって、それを取ると瞬く間にオトナシくなる。きっと縛り付けられるのが不快で暴れてるんだな。
それにしても、カウボーイ達ってすごいな。危険すぎるぜ、この競技。
次は子牛を捕獲する競技。イメージであるでしょ、"輪っか状にロープをクルクル回しながら”、それを投げるってやつ。まさにそれ。
成功率は50%くらいかな。
でも、ロープを頭に引っ掛けたあと、馬を素早く下りて、子牛の前足と後ろ足をヒュヒュッヒュっと縛って動けなくするまでの時間を競ってるみたい。
これって日本でやったら、魚屋さんが魚をさばく時間を競うようなもんだな。
それにしても上手いもんだ。っていうか、馬が賢すぎてビビッた。もう人間がどこかでラジコンのように操作してるとしか思えない動き。まさに人馬一体とはこのことだな。
次も生活の技を競ってるみたい。中くらいの牛を追っかけて、牛の頭部にタックル!
もう、なんか人間技には思えなくなってきたよ。ムチャクチャ過ぎて。
牛にタックルした後は、格闘・・・そして牛を横向けに倒すまでの時間を競うっぽい。
誰かさんは牛にタックルしたけど、その牛が強くってなかなか倒れなくって引きずられまくった後に逃げられてた。MCが言ってた。"失格だ"って。っていうか、いくらなんでも角で突かれたらやばいでしょ。もう、カウボーイたちの勇敢さというか、バカさに呆れそうだったよ。
ここまでの競技は全員カウボーイ(男性)の競技。
いよいよ、カウガール(女性)の種目です。
この競技は女性のみの参加。3つならべられた樽にみたてたドラム缶(?)を8の字にターンしていくの。めちゃめちゃスピードあるよ、これ。だからかな、女性だけの参加って、だって体重が軽いほうが得やもん。とりあえず、馬のスピードとそれをコントロールするカウガール達、かっこいいいいいいいっ!
シートベルトしなくって、よく振り落とされないな・・・。
というわけで、スピード感を是非味わってください。(シャッタースピード:1/15)
やっぱロデオのメインイベントは”Bull Ride”(暴れ牛)っしょ。
もうね、この人たちはね、アホですよ。これはもう危険すぎて・・・。カッコいいとか全然思えない。写真の人はカウボーイハットかぶってるけど、半分以上のカウボーイはホッケーのヘルメットみたいに頭部全体を守るモノをかぶってた。それでも危険だろうけど、この写真のカウボーイ・・・もう"Good Luck"くらいしかかける言葉もありません。
でも、このカウボーイより勇敢なのが、写真右に写ってる黒い帽子をかぶった人。カウボーイが振り落とされたらすぐさま牛の注意をカウボーイから逸らすために牛の目の前に立ちはだかる。それが仕事・・・。怖すぎる・・・。
乗馬なんて上品で優雅なもんじゃない。それこそ荒くれ者たちの競技って感じ。僕はそんな荒くたいロデオの方が好きだな。