WORDs from North Dakota

2012年3月30日金曜日

騙すつもりないんだろうけど・・・

中学で武道が必須科目になるらしいのだが・・・。まぁそれはそれでいいんじゃないかと。

まぁ読んでくだされ、↓の記事を。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120330/szk12033002020000-n1.htm

柔道は他のスポーツと比較して死亡率が高いんだと。で、安全対策なのかなんなのかわからんが、投げ技禁止って・・・。
まぁそれはそれで新しい競技だと思えばそれでいいんだ、きっと。
県教委も、”礼儀”ってのを重視してるみたいだし。

いやね、ただ僕が疑問に思ったのは”数字”です。
名古屋大学大学院の内田良准教授のまとめでは、22年度までの28年間に柔道中の事故により、全国で114人(中学39人、高校75人)が死亡。生徒10万人当たりの死者数も柔道は2・376人と、2位のバスケットボールの0・371人に比べ、突出している。

これだけの情報だと、世論をミスリード(日本語では何って言うんだ?)しかねないよ、と言いたい。
どっかの掲示板でこの記事に関するコメントで、2376人/100000人って勘違いしてる人もおるし。おいおい、そもそもバスケットにはゼロがあるだろ、小数点の前に・・・。

ってな勘違いではなくってね、記事の内容からは背景がまったく見えないのでなんとも言えない。
つまり、武道の”授業中”に起こった事故なのか、部活練習中、試合中、技の種類、スキルレベル、そして体格などなど、いろんな要素があるのに、単純に比較されても・・・。またバスケットボールが2位っていうのも、なんだろうね。
といういろんな疑問が残る数字だけを「ポンッ」て出されてもまったく信頼できないのだが。

おそらく、読者は柔道の危険度は他のスポーツの6倍以上!と読み違えるんじゃないか?
この記事は非常によい記事だとおもう。新聞は誤った情報をながすという意味で。

1 件のコメント:

  • 2012年3月30日 21:05 に投稿, Blogger CHOMPOO さんは書きました...

    結局柔道の目的は精神的礼儀ってことなのか?死の危険を冒してまでやらなくても…

     

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