WORDs from North Dakota

2009年4月25日土曜日

垂れ流し・・・・

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090424-OYT1T00053.htm

中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念

 中国政府がデジタル家電などの中核情報をメーカーに強制開示させる制度を5月に発足させることが23日、明らかになった。


 中国政府は実施規則などを今月中にも公表する方針をすでに日米両政府に伝えた模様だ。当初の制度案を一部見直して適用まで一定の猶予期間を設けるものの、強制開示の根幹は変更しない。日米欧は企業の知的財産が流出する恐れがあるとして制度導入の撤回を強く求めてきたが、中国側の「強行突破」で国際問題に発展する懸念が強まってきた。

 制度は、中国で生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品の現地生産・販売や対中輸出ができなくなる。

 どの先進国も採用していない異例の制度で、非接触ICカードやデジタル複写機、金融機関向けの現金自動預け払い機(ATM)システムなど、日本企業が得意な製品も幅広く開示対象になる可能性がある。

 中国側は、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスの侵入防止などを制度導入の目的に挙げる。しかし、ソースコードが分かればICカードやATMなどの暗号情報を解読するきっかけとなる。企業の損失につながるだけでなく、国家機密の漏洩(ろうえい)につながる可能性もあるため日米欧の政府が強く反発。日本の経済界も昨秋、中国側に強い懸念を伝えた。

 中国は当初、08年5月に実施規則を公表し、09年5月から適用する予定だった。各国からの反対で、中国当局が今年3月、制度実施の延期を表明したが、これは適用開始までの猶予期間を設けることを指していたと見られる。

 猶予期間はメーカー側が提出する書類を用意する時間に配慮したものだが、いつまで猶予するかは不明だ。日米欧の政府は詳細が分かり次第、中国側に問題点を指摘し、制度の見直しや撤廃を求めていくことになる。

 ◆ソースコード=コンピューター用の言語で書かれたソフトウエアの設計図。企業の重要な知的財産で、ソースコードが流出すれば開発成果を他社に利用される懸念がある。マイクロソフトは基本ソフト「ウィンドウズ」のソースコードを機密情報として扱い、巨額の利益につなげた。

(2009年4月24日03時10分  読売新聞)
゛コピー天国&著作権って何?゛な国が無茶苦茶な要求を・・・。 といいましても、日本としては中国市場は魅力的なわけでして・・・。いやいや、そんな目先の利益のためにソースコードを開示したら、それこそ゛製品内部の゛コピー商品だらけになって性能もよいコピー製品が中国内に出回り、果てはそれを輸出するとか言い出すやろ。今まで日本人が苦労してきた技術を「はい、どうぞ」とは・・・・。いやぁ、そりゃないだろー。
そんな中国では上海モーターショーがえらい事になってます。コピーのオンパレード。 http://news.tbs.co.jp/20090422/newseye/tbs_newseye4114645.html (数日中には消えます、この動画)
今までは外見のみをコピーしてきたけど、これからは合法的に内部のコピーもやりますよー、とは言ってないが、そういうことだろ。
この際、今後一定期間だけソースコードをチョコチョコっといじくってから中国に輸出すればいい。5年ほどしてから、中国製品のソースコードを解読して、そのコードがソースコード開示前のものに近いのか、開示後のものに近いのか探ってみる。したらコピーしたかどうかわかるんだけどね。。。っていってもそもそもそんな簡単にソースコードをいじくれるのか問題だし、その時には製品の技術が盗まれてしまってるわけで・・・。そして中国人は言う。゛一見似ているけど、オリジナルだ(@上海モーターショー)゛と。
企業だけではなく、政府の毅然とした態度での対応を望む。それにしても大陸の国ってなんで国際協調ができない上に、うそつき&わがままなんだ? きっと中国は嫌われてるのも分かってるけど、それ以上に経済市場の魅力をちらつかせてるんだな。そしてそれにパクっと食いつく日本。。。日本政府。。。
知的財産権って何?By 中国

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