WORDs from North Dakota

2010年4月12日月曜日

サッカーは乱暴?


どうやら芥川賞作家がサッカーを「乱暴で無精なスポーツ」ってコラムで書いたそうな。足でモノ(ボール)を扱うことが理由っぽい。。。うっぷっぷ・・・なんだって?野球はモノ(バット)でボールをどついとるやんか?

別に、サッカーがどうだとか野球がどうだとか言うつもりはないんですけど、日本ではどうか分かりませんが(たぶん同じようなものだと推測される)、アメリカの研究ではバスケットやサッカーなどのコンタクトスポーツをする子供はバレーボールやバドミントンなどのネットスポーツ(ノンコンタクトスポーツ)をする子供よりアグレッション(攻撃性?)が高いそうな。しかし、スポーツをする子供は総じて協調性、忠誠心、自己犠牲(まとめて社会性?)が高い傾向も見られるんだって。
さて、野球はコンタクトスポーツでしょうか、それともノンコンタクト?

しかし協調性、忠誠心、自己犠牲よりも大切なモノを学ばなければいけないとその論文は結んでいます。それは、モラル(公平性、正直さ、責任感、そして敬意)だと。そうです、スポーツの経験はスポーツ以外にも影響を与えるんです。勝ちにこだわることが果たして「良い」ことなのだろうか。
青少年を指導するコーチは果たして、スポーツが人格形成に与える影響をわかっているんだろうか。プチ疑問。

参考にした論文を読みたい方は↓です。

Rudd, A. (2005). Which "character" should sport develop? Physical Educator, 62, 205-211.

Sage, G. (1998). Does sport affect character development in athletes? Journal of Physical Education, Recreation & Dance, 69, 15-18.




3 件のコメント:

  • 2010年4月13日 0:24 に投稿, Blogger Chompoo さんは書きました...

    DULL上司を見ていて、生涯帰宅部だった彼にはない協調性、リーダーシップ、社交性などが、通常の学校生活だけでなく部活で培われていたものだったと気づかされました。つまりDULL上司にはそれらが全くないわけでう。どんな競技であれ、スポーツマンシップってものは育まれるはずなんですよ。

     
  • 2010年4月13日 0:30 に投稿, Blogger おかまっちゃん さんは書きました...

    >どんな競技であれ、スポーツマンシップってものは育まれるはずなんですよ。

    いやぁ、それはどうかな?
    勝ちにこだわる限り、"gamesmanship"(ちょっとずる賢い)に傾向するんでねーか?

    まぁDULL先生の人となりが推測できますがね。

     
  • 2010年4月13日 9:12 に投稿, Blogger おかまっちゃん さんは書きました...

    僕の意見はあくまで青少年の人格形成、そして大人になってからのストレスなどへの対処できる能力をやしなう観点に立ったものです。

    高いレベルにおいて競う者、あるいはプロのお話ではございません。

    ご意見賜ります。

     

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム