WORDs from North Dakota

2012年1月19日木曜日

決して譲れないもの

大学の合格通知といえば、"サクラサク"。
入学式の背景といえば、"サクラ咲いてる"。

大学の入学シーズンが秋に変更されるやもしれん、というニュース。

世の中には変わるべきものと変わるべきでないものがあると思う。
伝統ですら、時代錯誤の名の下に廃止され、そして変化を余儀なくされるものも多い。

では、何を守るべきなのか。黒船来航以来、和洋折衷を迎え、戦前戦後を通して西洋化の波に乗り、グローバル化の大波に飲まれようとしている日本。伝統ある日本文化の、そして日本人の心は決して失ってはいけないと思う。

アメリカにいるとよく"日本人はよく働く"と聞くことがある。それはアメリカ人と比較して日本人は責任感が強く、物事を最後までやり遂げる事を示唆している。これはグローバルという言葉が氾濫する今では、少なからず"異常"なことなのかもしれない。じゃあ、それでえぇやないか。日本人らしいところを見せてやればイイやないか。それは失ってはならないことだと思う。

サクラサク。新たな出発の象徴であるサクラ。
これを守るべきものかどうかは、各々の判断であろうが、様々な伝統をグローバル化の下に西洋化されていくことに一抹の不安を覚える。

土俵の女人禁制:男女平等の名の下に女性が土俵に上がること・・・僕は反対だ。
しかしながら日本は女性を卑下していることは全くない。なぜなら、過去には女性天皇も在位したことがあるのだから。もしも日本文化が女性差別的であるならば、女性天皇は存在し得なかったはず。・・・・って、これはちょっとコジツケ過ぎですか。もちろん、女性天皇は男系の女性天皇だったことはいうまでもない。最近議論されている"女系"天皇問題は、日本人のアイデンティティを根本からくつがえしかねない大問題なのに、いつの間にかニュースから消えたな。時代錯誤であっても、決して譲ってはならない伝統だと思うんだけどな。

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