牛。体長15メートル
ロードサイドの巨大オブジェ、全米ベスト5は?
(CNN) コネチカット州にある「世界一大きなびっくり箱」、ノースダコタ州の「世界一大きな牛」――。米各地で、沿道に設置された巨大なオブジェがドライバーの目を楽しませている。「ロードサイド・アメリカ」と題したウェブサイトで全米の隠れた名所を紹介するダグ・カービー氏が、「お勧めの5カ所」を選んだ。
「びっくり箱」は、同州ミドルトンにレトロ雑貨店を開くビル・ジーグラー氏が昨年10月に設置した。高さ10メートルのサイロの上に、重さ270キロというファイバーグラス製のピエロの顔を取り付けた。顔の部分は約1分間ごとに、15メートル上方まで伸びたり縮んだりを繰り返す。英国の新聞でも紹介され、記事を読んだ英国人カップルがはるばる実物を見に来たこともあるという。
カンザス州コーカーシティには、ひもを巻いて作った「世界最大のひも玉」がある。市内で農業を営む男性が1953年に巻き始め、死後はいとこが引き継いだ。現在は地元の女性が管理を引き受けている。巻かれたひもの長さは240メートル。玉は直径12メートル、重さ8・6トンにも及ぶ。
「世界一大きな牛」とされる像が立つのは、ノースダコタ州ニューセーラムだ。ファイバーグラス製の牛の体長は15メートル余り、重さは5・4トン。地場産業である酪農のシンボルとして、1974年に地元の社会奉仕団体がつくった。
続いて「世界一大きなカブトガニ」。これはオハイオ州ブランチェスターにあるバプテスト教会の牧師がケンタッキー州の博物館から買い取り、教会の駐車場に置いた。体長20メートル余りで、内部には大人65人が入れるほどの大きさだ。
残る1つは、ジョージア州アシュバーンの「ピーナツ」。同州は全米最大のピーナツ産地として知られる。長さ10メートルという巨大な殻付きピーナツは、高速道路沿いにそびえるれんがの塔の上に設置され、離れた場所からもよく見える。
カービー氏はこれらのオブジェについて、「設置者は地元の歴史や産業をアピールしたい当局、宣伝効果を狙う企業、将来に名を残したい芸術家、そして趣味が高じた一般市民――とさまざまだが、『目立ちたい』というのが共通の姿勢。車窓から無料で楽しめるケースがほとんどで、旅行者に絶好のシャッターチャンスを提供してくれることも人気の理由ではないか」と話す。同氏のサイトではほかに、世界最大とされる「ケチャップ容器」「揺り椅子」「日時計」などのオブジェも紹介している。
2 件のコメント:
2009年5月12日 9:04 に投稿, Mizuki. F さんは書きました...
この牛、見たことありますよ!
ニュースになるなんて・・・笑
2009年5月12日 11:39 に投稿, おかまっちゃん さんは書きました...
もしかして、見に行った?
それともMedoraへの途中か?
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