裁判官も大変だ
って、そりゃそうでしょ。遺族の感情(最近)、そして社会の常識(過去の判例)に照らし合わせ、人を裁くことにより他人の人生を掌に握るわけですから。
いやね、↓の記事を読んでものすごい違和感を覚えたんすよ。
(Q.死刑判決を後悔したり、悩んだことは?)
「それはあったというよりも、一審の時は控訴してくださいと言って、控訴審に任せたと・・・。控訴審の時には被告が上告してくれましましたので、(自分の判決で死刑が)確定したわけではないので、その点ではまあ『救われた』というと具合が悪いですけれども・・・」(元裁判官の小島建彦弁護士)
「それはあったというよりも、一審の時は控訴してくださいと言って、控訴審に任せたと・・・。控訴審の時には被告が上告してくれましましたので、(自分の判決で死刑が)確定したわけではないので、その点ではまあ『救われた』というと具合が悪いですけれども・・・」(元裁判官の小島建彦弁護士)
・・・裁きを下すのが裁判官だと思ってた僕が間違ってたんでしょかね。責任を持って仕事してくださいよ、裁判官の皆さん。大変なのは理解します。苦痛なのも理解します。しかしその判決が法に則り、社会の基本だということを理解してください。
こんなの氷山の一角ってことで、なんかテキトーな裁判官も実際は多そうやな。
べつに死刑制度賛成とか反対とか言ってるわけじゃなくってさ、ただなんかテキトーな裁判官が多そうやと思ったわけです。
死刑を言い渡すとは?元裁判官を直撃
今年8月に始まった裁判員裁判。来年は、初めて裁判員が「死刑か否か」の判断を迫られることになるとみられています。死刑を言い渡すとはどういうことなのか?元裁判官を取材しました。
「一審が死刑で、高裁で私が主任事件で無期懲役に変えて、それも判決が確定したことがあります。それで、その時に思ったんですが、『裁判官もみなさんも、そんなに死刑は好きではないんじゃないかな』と思ったんです」(元裁判官の生田暉雄弁護士)
死刑廃止を訴える市民グループが主催したシンポジウムで、裁判の舞台裏を話しているのは、元裁判官たちです。
市民グループが元裁判官900人を対象にアンケートしたところ、106人から回答があり、「誤った判決は避けられない」と答えた人が87人。「死刑制度に反対」と答えた人は48人にのぼりました。
「裁判官同士で『死刑制度をどう思う?』ということを語り合うようなこともありませんので、ほかの裁判官が何を考えているか、これまで全然分からなかった」(元裁判官の井垣康弘弁護士)
そして、先週18日、ついに初の死刑求刑事件になる可能性がある裁判の日程が決まりました。
鳥取県米子市にある看板、現在は何も書かれていませんが、こちらには会計事務所が入っていました。鳥取県米子市の会計事務所の社長ら2人、石谷英夫さん(82)、大森政子さん(74)が殺害された事件。社長の部下だった男、影山博司被告(55)が強盗殺人の罪に問われています。
判決は3月2日の予定で、死刑についてこれまで深く考える必要のなかった市民が、裁判員として直接判断を迫られることになります。
では、プロの裁判官はこれまでどのような思いで死刑を言い渡してきたのでしょうか。
(Q.初めての死刑判決を覚えていますか?)
「ええ、今でも覚えています。2人の被告について死刑の求刑があって、そのうちの1人は無期懲役という判断でした。この事件は、今も被告の顔を覚えているくらいです」(元裁判官の小島建彦弁護士)
元裁判官の小島建彦弁護士(75)は在任中3度、死刑か否かの判断を迫られたといいます。
(Q.死刑判決を後悔したり、悩んだことは?)
「それはあったというよりも、一審の時は控訴してくださいと言って、控訴審に任せたと・・・。控訴審の時には被告が上告してくれましましたので、(自分の判決で死刑が)確定したわけではないので、その点ではまあ『救われた』というと具合が悪いですけれども・・・」(元裁判官の小島建彦弁護士)
苦悩の中で2度、死刑を言い渡した小島裁判官ですが、死刑が確定した男性にやり直しの裁判で無罪を言い渡したこともあります。
「ただいま、死刑台から生還しました。ありがとうございました」(再審無罪となった斎藤幸夫さん)
小島さんは今、自らの経験を踏まえて、死刑に関する「情報公開の重要性」を訴えています。
「(死刑)制度がある以上は、刑場とはこういうものであると、今は情報の社会ですから、(死刑執行に関する)情報を開示して当然じゃないかと思いますね。むしろそういう議論がないのが私は不思議なんですよ。(裁判員として)市民が参加するのであれば、もう少しオープンにしても良いかなと」(元裁判官の小島建彦弁護士)
元裁判官たちの裁判員に対する「期待」。去年退官した安原浩さんもこう話します。
「(死刑については)プロの裁判官でも、それほど情報提供をされているわけではない。情報が足りないのか、死刑制度自体が、本来、あっていいものかどうかと、そういうことを真剣に考えるきっかけになると思いますね。裁判員裁判ではね」(元裁判官の安原浩弁護士)
(22日23:43)
「一審が死刑で、高裁で私が主任事件で無期懲役に変えて、それも判決が確定したことがあります。それで、その時に思ったんですが、『裁判官もみなさんも、そんなに死刑は好きではないんじゃないかな』と思ったんです」(元裁判官の生田暉雄弁護士)
死刑廃止を訴える市民グループが主催したシンポジウムで、裁判の舞台裏を話しているのは、元裁判官たちです。
市民グループが元裁判官900人を対象にアンケートしたところ、106人から回答があり、「誤った判決は避けられない」と答えた人が87人。「死刑制度に反対」と答えた人は48人にのぼりました。
「裁判官同士で『死刑制度をどう思う?』ということを語り合うようなこともありませんので、ほかの裁判官が何を考えているか、これまで全然分からなかった」(元裁判官の井垣康弘弁護士)
そして、先週18日、ついに初の死刑求刑事件になる可能性がある裁判の日程が決まりました。
鳥取県米子市にある看板、現在は何も書かれていませんが、こちらには会計事務所が入っていました。鳥取県米子市の会計事務所の社長ら2人、石谷英夫さん(82)、大森政子さん(74)が殺害された事件。社長の部下だった男、影山博司被告(55)が強盗殺人の罪に問われています。
判決は3月2日の予定で、死刑についてこれまで深く考える必要のなかった市民が、裁判員として直接判断を迫られることになります。
では、プロの裁判官はこれまでどのような思いで死刑を言い渡してきたのでしょうか。
(Q.初めての死刑判決を覚えていますか?)
「ええ、今でも覚えています。2人の被告について死刑の求刑があって、そのうちの1人は無期懲役という判断でした。この事件は、今も被告の顔を覚えているくらいです」(元裁判官の小島建彦弁護士)
元裁判官の小島建彦弁護士(75)は在任中3度、死刑か否かの判断を迫られたといいます。
(Q.死刑判決を後悔したり、悩んだことは?)
「それはあったというよりも、一審の時は控訴してくださいと言って、控訴審に任せたと・・・。控訴審の時には被告が上告してくれましましたので、(自分の判決で死刑が)確定したわけではないので、その点ではまあ『救われた』というと具合が悪いですけれども・・・」(元裁判官の小島建彦弁護士)
苦悩の中で2度、死刑を言い渡した小島裁判官ですが、死刑が確定した男性にやり直しの裁判で無罪を言い渡したこともあります。
「ただいま、死刑台から生還しました。ありがとうございました」(再審無罪となった斎藤幸夫さん)
小島さんは今、自らの経験を踏まえて、死刑に関する「情報公開の重要性」を訴えています。
「(死刑)制度がある以上は、刑場とはこういうものであると、今は情報の社会ですから、(死刑執行に関する)情報を開示して当然じゃないかと思いますね。むしろそういう議論がないのが私は不思議なんですよ。(裁判員として)市民が参加するのであれば、もう少しオープンにしても良いかなと」(元裁判官の小島建彦弁護士)
元裁判官たちの裁判員に対する「期待」。去年退官した安原浩さんもこう話します。
「(死刑については)プロの裁判官でも、それほど情報提供をされているわけではない。情報が足りないのか、死刑制度自体が、本来、あっていいものかどうかと、そういうことを真剣に考えるきっかけになると思いますね。裁判員裁判ではね」(元裁判官の安原浩弁護士)
(22日23:43)
1 件のコメント:
2009年12月22日 23:40 に投稿, Chompoo さんは書きました...
裁判員って早い話が一般市民で、彼らに裁かせるってどうなんかなあ。
裁判官も人の子、ってことだろうが、それを生業としてるんだし、プロなんだから、あんまりヘンなこと言わないでほしいんですけど。
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