WORDs from North Dakota

2012年1月29日日曜日

A Smile As Big As The Moon

ほとんどテレビを見ない生活をしている私。Youtubeが欠かせません。いろいろ動画を見まくってます。
遠征中もTVを観るというよりもESPN(スポーツチャンネル)を垂れ流していることがほとんど。

今日はTVをつけるとある映画が始まったばかりやった。普段ならそのままESPNにチャンネルを合わせるとこなんやけど、なぜかある映画に惹かれてやまなかった。"A Smile As Big As The Moon"というのだが、Special Educationのクラスが"チョッと頭のいい学生の為にデザインされた"NASA(アメリカ航空宇宙局)の体験ワークショップにチャレンジするって話。詳しい内容はAmazon.com(http://www.amazon.com/Smile-Big-Moon-Education-Inspiring/dp/0312303149)で確認してくれぃ。

小学生の頃、中学生の頃にはSpecial Educationのクラスがあったんやけど、接し方が分からず戸惑った挙句、声すら掛けられなかった。当時の教育を批判するわけではない、と言いたいが、当時の教育に物申す。教師に言われて覚えていることは一言:"養護学級の生徒を差別してはいけません"。マジで? 今思えば、養護学級と僕らのクラスは完全に分けられており、交流すらもなかったよ。これは何を意図していたんや?養護学級の生徒との交流をしないで、差別しちゃいけませんだなんて・・・なんじゃそれ?

このストーリーは養護学級の生徒たちがチームワークやリーダーシップを学んでいくんだけれど、コミュニケーションが下手な生徒や様々な生徒をまとめていく教師たちの姿に心打たれるところがある。養護学級から隔離されるように教育された自分を恥ずかしく思う。現在大学院に行ってるけど、学位を重ねていくことなんて人間教育の中では些細なこと。思いやりの心でもって他人に接することができないのであれば、学位なんてちっぽけなもの。学校教育の中に組み込まれている"部活動"。勝利至上主義になりつつある昨今、勝つことの意味とチームワークの意味をもう一度考え直されたし。

人間らしく生きたい。他人を思いやって生きたい。そう思ってたハズなのに、いつの間にか思いやりの心を忘れてました。そんな人間の原点を呼び覚ましてくれるストーリーやったよ。

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