WORDs from North Dakota

2012年2月24日金曜日

第2の太陽

イタリアの片田舎に1年のうち83日間も日光が当たらない村があるそうな。

理由はアルプス山脈。そう、アルプス山脈の麓にある町なので、日光が全く射さない時があるのだそうな。で、住民は考えた。

そうだ、山の中腹に"大きな鏡"を設置して、日光を反射させればいいんだ!そんなムチャクチャな計画を実現して、第2の太陽が村を照らすようになった。



設置費用は1000万以上。まぁ住民一人当たりの負担は5万円ほどらしいが・・・。そこまでして住みたいか?村中で引越ししたらどうやいな?というよりも、なぜ先祖がそこに住み始めたか考えたほうが、ファンタジーやし話が盛り上がるよね、きっと。

話を端折っていうと、こんな感じ。
今から1200年ほど前、フランク王国(カロリング朝)ではカール大帝がローマ教皇より西ローマ帝国皇帝の称号を与えられた。これによりヨーロッパ全土を掌握したフランク王国は住民から重い税を取り立てて、自らの財を築くようになっていった。フランク王国南部に位置していたガエルフディ村の村長は村の住民すべてをフランク王国外へ移住させる計画を練り始めた。しかし、この計画が皇帝の耳に入り、村長は見せしめのために市中引き回しの刑の後、はねられた首をさらされる事になった。その残虐ぶりに耐えかねた尊重の娘婿は義父の意思を継いで、密かに総住民移住計画を進めていった。村長の処刑から2年後の雪深い2月の満月の夜、計画は実行された。月明かりに照らされた一行はアルプスを越えるはずだったが、あまりの吹雪に遭難しそうになりつつも、アルプス山脈の谷底に身を潜めることにした。二日、そして三日・・・吹雪が止む気配はまったくない。岩陰に身を寄せていた住民が強固な"小屋"を建て始めた。吹雪は1週間経っても止まない。他の住民もそれに続いて小屋を建て始めた。吹雪は4週間続いた。いつしか吹雪をしのぐための小屋が乱立ていた。吹雪が止んだ後、住民はそこを安住の地とすることに決めた。なぜなら、冬の間は日が照らされないので、フランク国王軍の兵隊にも見つかりにくいからである。日光が照らさないのは冬の間だけなのに・・・。そうして1200年の時が経った今、住民は移住ではなく鏡を設置することを思いついた。(出典:Wokapedio)

なんて話があるわけねーじゃんっ!


またつまらぬ事を書いてしまった。

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