WORDs from North Dakota

2006年12月26日火曜日

男同士でやっちゃった感のあるクリスマス

今日12月25日はクリスマスやったわけです。
で、俗の家庭では家族や親戚の人とクリスマスディナーを食べて、それからプレゼント交換が始まるわけです。でも、僕の過ごし方はちょっと違うんだよなぁ。
今朝は見事に二度寝をしてしまい、起きたら午後1時だったのだよ・・・。でから、ミネソタに住んでる友達がやってきた。彼はサッカーチャンネルに釘付け。んで、僕はその間に家の掃除。僕の部屋もリビングも御蔭さま(誰の?)でキレイになりました。掃除機もメッチャ音ウルサかったけど、まだまだ現役で頑張ってくれました。これがまた見事に散らかっていくものだから、これまたスゴイ。でも、これ以上荷物を"隠す"場所がないんだよねぇ。。。ってか帰国するときの荷物の量が・・・・考えるだけでも恐ろしい。。。
で、彼と学校のジムに身体を動かしに。バスケット&サッカーをしつつもチョット"へぇへぇへぇへぇ"的な会話もしつつ。。。そうそう、遂に指先がリングまで達しました。これぞまさに神経系。。。(まぁ分かる人にはわかると思うけど)。それからは男二人のディナー。シェフ役は僕です。
トホホな二人の夜はまだまだこれから。というわけで、二人でAnkle Taping 講座。。。なんだよ・・・それ。。。二人でAnkleTapeの練習をメチャメチャ・・・でもないか、2時間ほど。。。彼は1分くらい早くなりました。僕は1分チョイで巻きました。この地球上で聖夜に男二人でテーピング巻きまくり大会をしとったのは、僕ら以外でいたのでしょうか・・・・。う~~~ん。。。。そんな奴おらんよなぁ。
明日から本格的に練習再開。次のオフはいつでしょう・・・。3月くらいかな。。。

話は変わって、時事ニュースの話題。
名張毒ぶどう酒事件の再審取り消しの決定が下されたようです。
僕は裁判制度のことは勉強不足でよくわからんけどさ、検察側の主張は45年前の捜査にまったく落ち度がないと・・・・・言わんばかりだな。。。実際のところは、再捜査なんてしたくないのかな・・・とも思う。なぜならば、本当は落ち度があったから・・・かも・・・。弁護団が提出した科学的鑑定を門前払い・・・。
自白されられた自白(言ってることわかる?)を信用性が高いってよぉ・・・。
マジで人の命をなんやと思とんねん!!!検察も再捜査してみりゃええやないか、そこまで言うなら!とはいっても、相手はお役所。仕事量は増やしたくないですよねぇ、お役所サン。

以下、毎日新聞記事より

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<名張毒ぶどう酒事件>再審決定取り消し 名古屋高裁 (毎日新聞)

 不当決定の垂れ幕を掲げる弁護士=名古屋高裁前で、26日午前10時5分、渡辺千草写す
 三重県名張市で1961年、農薬が混入したぶどう酒で女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」で、死刑判決が確定した奥西勝死刑囚(80)の再審開始決定について、名古屋高裁は26日、検察側からの異議申し立てを認め、再審開始決定を取り消した。同時に死刑の執行停止も取り消した。門野博裁判長は「本件に使用された毒物は(奥西死刑囚が所持していた)ニッカリンTの可能性が十分にある」と述べた。弁護側は最高裁へ特別抗告する方針。
 最大の争点は、ぶどう酒に混入された農薬と奥西死刑囚が所持していた農薬(ニッカリンT)の同一性。ぶどう酒内にニッカリンTの成分は含まれていなかったが、この点について検察側は「加水分解されたため検出されなかった」と説明。弁護側は「成分の加水分解される速度は遅く、農薬は別物」と主張していた。門野裁判長は「(成分が)検出されないこともある」とし、「農薬がニッカリンTでないとはいえない」と認定した。
 さらに再審開始決定の出た第7次再審請求審で弁護側が提出し、新証拠として採用された「2度開栓実験」やぶどう酒の王冠の内側に付いていた足の折れ曲がりの鑑定などについても証拠価値を否定。「新証拠は新規性は認められるが、(死刑判決を覆すほどの)明白性は認められない」と述べた。
 「2度開栓実験」は、ぶどう酒の王冠を覆う封かん紙を破らずに王冠を開けることが可能なことを明らかにしたもので、毒物混入の機会が特定できないことを証明したとされた。また、王冠の足の折れ曲がりは人間の歯ではなく栓抜きのような器具を使用したことを証明したもので、「歯で開けた」と供述したとされる奥西死刑囚の自白の信用性を否定するとされた鑑定だった。
 そのうえで、奥西死刑囚の自白について「自らが極刑となることが予想される重大犯罪について進んでうその自白をするとは考えられない」と述べ、信用性を認めた。【月足寛樹】
 ◇「命の限り闘う」…接見に奥西死刑囚
 「残念です。思っていたのとは反対の結果でした。私は無実です」。決定が出た直後の26日午前、弁護団は名古屋市東区の名古屋拘置所で奥西死刑囚と約15分間接見した。奥西死刑囚は既に決定内容を知らされており、しっかりとした表情でそう語ったという。
 だが時折、伏し目がちになり、口元を震わせながら「本当に残念です」と繰り返した。弁護団が「これで一勝一敗。最高裁で勝てばいいんだよ」と励ますと、奥西死刑囚は「命の限り闘います。これまで支援してくれた方々にお礼を申し上げます」と答えたという。接見終了間際に弁護団が「体を大事にしてください。外のことは任せて」と声をかけると、「ありがとう」としっかりした口調の言葉が返ってきたという。▽鈴木泉弁護団長の話 今は皆さんにお話しする言葉を持ち合わせない。この不当決定は、「疑わしきは被告人の利益に」という日本の裁判をかなぐり捨てたものだ。弁護団は直ちに最高裁へ特別抗告の申し立てをする。
 ▽久保田明広・名古屋高検次席検事の話 検察官の意見を入れた内容であり、妥当な決定と理解している。
 ◆名張毒ぶどう酒事件異議審決定骨子◆
・奥西死刑囚以外には本件ぶどう酒に農薬を混入する機会がない
・本件に(奥西死刑囚が所持していた)ニッカリンTが使用された可能性は十分に存する
・自白は詳細かつ具体性に富み、信用性が高い
・新証拠に証拠の明白性を認めた原決定の判断は誤っている。再審開始する事由は認められない
 ◇ことば…名張毒ぶどう酒事件 1961年3月28日、三重県名張市葛尾の公民館で開かれた地区住民の懇親会で、農薬が混入されたぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡し12人が中毒症状を起こした。「妻と愛人(ともに事件で死亡)の三角関係を清算しようとした」と供述したとされる奥西死刑囚が逮捕、起訴されたが、公判では否認。津地裁は64年12月、無罪を言い渡したが、名古屋高裁は69年9月、1審判決を破棄し死刑を言い渡した。最高裁も72年6月、上告を棄却し、死刑が確定した。奥西死刑囚は73年から再審を請求し、名古屋高裁は昨年4月、7次請求審で再審の開始を決定。名古屋高検が異議を申し立てた。
[ 2006年12月26日15時56分 ]

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