イメージは大切だよ。人から受ける印象とか、大事やと思う。中身はもっと大切だよ。外見に騙されない中身、大事やと思う。
とはいえ、人は概してイメージ先行型やし、外見にとらわれる。まぁイメージを含めた見た目で、判断を決してるってことだ。大いに結構だとおもう。
というわけでノースダコタ州のイメージについて、”日本ではあまり知られていないジャーナリスト”の人が綴ったサイトを発見。
えーなになに?”これといって産業もなし、観光名所もなし、有名人も排出してない、その上全然目立たない州ですから、日本人にはピンとこない州です”。その上、”雪深くって、アメリカというよりカナダに近い場所”だそうな・・・。
散々な言われ方だが、うんうん納得しちゃうねー。特に最初の記述は実に的を得てるね。ただ、大豆とかってどうよ。日本はノースダコタ(実質アメリカからですが)から輸入してんじゃねーの?農家の人が、”この大豆は日本に輸出されて、トーフとかいう食べ物になるそうだ”って言ってたぞ。
で、後半の記述。え・・・・?ん・・・?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?どういうことだ?
この文章が理解できない僕は・・・日本語検定とか落ちるレヴェル?なんで・・・?理解できない・・・。
まぁ雪深いってのは間違いとして、その次。”アメリカ”ではなく”カナダに近い場所”。っつーことはアメリカだよな・・・。
なんなら、”アメリカではなくカナダ!”と言ってもらいたい。その方がスッキリするぜぃ。
まぁそれ以外にも、いつも雪の中にいるから動きも頭の回転もトロいと思われてるらしいが、確かに、いろいろ動きがトロいのは本当だ。みんなゆっくりだ。都会はセカセカしすぎやわ。お陰で歩道ですれ違っても、目も合わせてくれへんし、挨拶もしてくれへん。もうちょっとスローな行き方した方がいいよ、都会の人たち。ってよーく考えたら、これってノースダコタ限定でトロいって思われてるんか!腹立ってきた!
そもそも、(アラスカとハワイを除いた)アメリカ合衆国北端にはずーーーーーっと国境があるわけ。その中でノースダコタが一番カナダに近いってどういうことやねんっ!
そういう、意味不明なところがアメリカ人っぽくてオモロイね。
さらに、マイクロソフトの採用試験にて”アメリカの50週の中から1州だけ排除するなら、どの州ですか?”という質問がされたらしく、その模範回答が”ノースダコタは無くてもよい。カナダに譲ってやるよ。もしカナダが欲しくなければ、独立させればよい”とのこと。理由は国立公園もない、リゾートもない、冬の寒さはアラスカのそれよりも厳しいから。
なるほどね。でも、この回答は実に表面的なものだ。国立公園も、リゾートも、寒さもぜーんぶ地表のお話です。ノースダコタの地下は実は人々が思ってる以上にすごいんです。昔流行った、”脱いだらすごいんです”レベルを軽く超える、そんなレベル。
実はノースダコタは石油とか採れるんですよ。採掘量(埋蔵量だったかも)も南米エクアドルのそれを越えてるんですよ。また(噂だけど、タブン本当。だって人口密度低いし。)ICBM(大陸間弾道ミサイル)の数も多いし、核爆弾も・・・。噂ではノースダコタが独立したら、核爆弾保有数が(ノースダコタを除く)アメリカに次いで世界第2位になるらしいぜ、余談ですけども。